ラウンジでのんびりまったりとして、優雅に搭乗といいたいところですが、実際はラウンジの中をあちこちフラフラしてキョロキョロしており、到底ラウンジ慣れした上級旅行者といった雰囲気も趣きもなく、何かの間違えで迷い込んだノラ犬感満載でした。
ぼくも早くこういうところで優雅に過ごせるようになりたいものです。実際、搭乗開始時間が迫って慌ただしく別のラウンジにアイスクリームをパタパタと食べに行ってました(笑)
さて、今回は旅行の記録ではなく、旅のテクニック編ということでこの旅行で手配した航空券について。
旅行自体は名古屋発ベトナム行、往路復路ともに経由地多数。というものなのですが、今回は2つの航空券を組み合わせています。
1) ユナイテッド航空のマイレージプラスによるビジネスクラス特典航空券
2)JALマイレージバンクによるビジネスクラス特典航空券
の2つです。
まずは
1)ユナイテッドの特典航空券について
日本と東南アジアの国を単純往復するだけだと、ユナイテッドの特典は8万マイル必要になり、それほどお得ではないです。これだったらJALやANAの方が割がいいです。それにしても昔に比べると随分必要マイルが増えて(改悪)しまいましたね。私が2006年に成田⇔シンガポールをユナイテッド航空のファーストクラスで往復したときはわずか40000マイルでした。今では考えられないですね。ユナイテッドはこの秋にも一部路線でさらに必要マイルが変更(増加)になります。いままで穴場路線として有名だったオセアニア諸島にも手が入るとのこと。もはやマイルを出し惜しみするほうがもったいないので、使えるときに使っておくのが鉄則ですね。話はそれてしまいましたが手配した航空券について。ユナイテッドの特典航空券にあるエクスカーショニスト・パークという仕組みを活用して、ビジネスクラスにお得に乗ろう、というのが今回の目的の一つです。ただ、このエクスカーショニスト・パークという仕組みがとても分かりにくいです。東京フレンドパークとは違います。
そこで最もお得なルートを探るべくぼくも結構勉強しました。「子育て陸マイル」というサイトに詳しく説明があって参考になりました。
簡単にいうと、出発地→目的地ゾーンにマイルを使って搭乗すると、その目的地ゾーン内の移動は必要マイルが0になるというものです。
例えば
名古屋→バンコク→シンガポール→名古屋
の3区間に搭乗するとします。
この場合の第2区間のバンコク→シンガポールは同じ目的地ゾーン内ということで消費マイルが0で済むというものです。
しかしながら、第2区間が0マイルで搭乗できるにしても、第1区間の名古屋→バンコク、第3区間のシンガポール→名古屋はビジネスクラスの場合それぞれ4万マイル=合計8万マイル必要になってくるわけで、先にも述べたようにあまりお得感が出ません。
で、その仕組みを利用してもう少し乗り回せるルートを組んだのが今回の旅行です。
第1区間(名古屋→ハノイ), ビジネスクラス, 必要マイル:4万
(乗り継ぎ2回: 名古屋→上海→台北→ハノイ)
第2区間(ハノイ→香港), ビジネスクラス, 必要マイル:0
(乗り継ぎ1回:ハノイ→バンコク→香港)
第3区間(名古屋→大阪伊丹), エコノミークラス, 必要マイル:5千
(乗り継ぎ1回、これも片道の扱いです:名古屋→那覇→大阪)
とにかくややこしいこの仕組みなのですが、第2区間にエクスカーショニストパークを発動させるにはいくつか条件があります。
・第1区間で利用する座席クラス(ビジネスとか、エコノミーとか)が第2区間に適用される
・第2区間はゾーン内移動に限る(したがって、どの国や地域がどのゾーンに属するか理解が必要)
・第3区間の目的地は最初の(第1区間)の出発地点と同じゾーンである必要がある
といったところが主な条件。
と、いうことは第1区間・第3区間はかならずしも第2区間と接続している必要はないわけで、第3区間をもっともマイル消費が少ない国内線の手配(=5千マイル)にするという作戦です。
結果、これだけの移動をして消費マイルが45000マイル。悪くないですよね。
ただし、第3区間は今回の旅行では使いませんので日にちをもっと先にしてあります。
したがい、第2区間の終了地点である香港から名古屋に帰るチケットが別途必要になりました。
2)JALの特典航空券について
そこで、香港→名古屋はJALの特典航空券。こちらはシンプルに香港⇔名古屋の往復チケットを取りました。当初は香港→名古屋の片道航空券を発券するつもりだったのですが、JALの場合片道は電話で申し込む必要があります。JAL マイレージバンクのヘルプデスクにTELをするもあまりにもつながらないので、めんどくさくなってWebで申し込める往復チケットを取りました。したがって
第4区間(香港→名古屋)、第5区間(名古屋→香港):往復4万2千
(香港発の名古屋への往復)
といったルートの航空券を発券しました。
このうち、今回のベトナム・ハノイ旅行は第1区間、第2区間、そして第4区間を利用しています。
なんせ休みは4日間しかないからこれが精いっぱいでした。
ハノイに1泊の4日間の旅程になりました。
全部で6回のフライト。すべてビジネスクラスです。
残った分は別途旅行として利用予定です。

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