もっとも分かりやすく確実なのは産地に赴くことです。これは海鮮に限らず山の幸でも同じですが、当然現地に行けば新鮮で安くおいしいものが手に入りますね。たとえば全国的にも有名な越前ガニ。こちらの産地は岐阜県の隣県である福井県。クルマで日帰りでも行ける距離にあります。食べる場所にもよりますが都会で食べるよりは半額とは言いませんが2~3割ぐらいは安くいただけるのではないでしょうか。
が、よく考えてみると、たとえ隣県といえどクルマ使って高速乗ってガソリン使って移動すれば移動費だけで5千~1万円ほどはかかってしまうわけであり。ましてやその途中でやれサービスエリアだコンビニだで立ち寄るたびに買い食いしてお金をつかってしまうわけです(ぼくだけか!?)したがって必ずしも「旨い海鮮が食いたい!」という目的だけを達するためには現地に赴くのが正解とは言えないのです。
しかし現代は輸送技術も発達しているので、実は内陸の岐阜県でも結構新鮮な魚介類が味わえるのが現実なんです。東京の築地なんかは全国から鮮度のいい魚が集まってくるぐらいですし。漁港にほど近い冴えない居酒屋で数日眠った食材と内陸でもそのこだわりで多くのお客さんから人気を得ているお店とどちらが旨いか!そういう事なのであります。
というわけで前置きが長くなりましたが本日は岐阜県関市にある「魚」屋さん。お店の名前がそのまんま魚というところ。店の場所は商業地でもないし、店の構えはよくある通りの食堂といった風情のところなのですが、ここら周辺では結構有名なお店です。はっきりいって目立たないので初めての方はナビかGoogle Mapとかを頼りにしないと通り過ぎてしまうかも。まあ、都会と違って周りには何もないのでクルマのスピードをさほど出していなければ大丈夫ですよ。
店内はそれほど大きくないですが、とりあえず目に入るのは魚屋の風景。まずは入店すると買い物か食事か聞かれますので、慣れた口調で「今日は食事で!」と言ってみましょう。この店、上述のように人気店ですので週末は早めの時間に来るのがベターです。
夜は居酒屋で、お昼のメニューはこんな感じ
多くのお客さんは日替わりの海鮮丼を頼んでいきますね。
そんな中この季節のものということで生シラス丼をオーダー
おぉー。なんとフォトジェニックな生シラス丼。
一般的なシラス丼というとごはんにシラス、そこのちょっと大葉がのっていたりするくらいですがこちらのは見た目も美しい。
そして何よりうれしいのはそのシラスの量。ドンブリに箸を入れるとわかるのですが、「やや!シラスの量がすごいぞ!!」と一人ほくそ笑みながら生シラス丼をかっこむのは至極のシアワセなのであります。こちらのお店、海鮮丼もそうなのですが、ごはんとのバランスを考えながら食べないと最後はネタが余りますので要注意ですよ。時々逆のパターンでごはんが余ってしまってわさびと醤油かけてなんとかごまかすという悲しい最期に遭遇すことも人生にはあるわけですが、その真逆状況を味わえるというわけです。
いやー、満足です。
コスパいいですよ。
ちなみに店頭にならんでいる魚もオーダーすれば好みの調理をしてくれます。
このあたりも少し前面に出して営業してもいいような気がしますけどね。香港とかにある海鮮料理屋みたいに。
とここまで偉そうにいろいろ力説してきましたが、まとめます。ボトムライン:「本当はどこか行きたくてうずうずしている自分を一生懸命近くの食堂でおいしいもの食べて我慢しています」っていうのが今回の記事です。。。
帰りに少し山間部にはいるとそこはまだ桜が楽しめる季節でした。
2 件のコメント:
ひどい。。。
トンカツがスルーされてる。。。!
んー、じつはあの時店の写真を撮っていないので、ブログ記事にしにくい。でも気が向いたら書くさー。なんくるないさー。
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