2020年2月6日木曜日

2019年 極私的忘年会 年末は日本海を見ながらセイコ丼なのだ|蕎麦cafe maruta屋


冬の日本海。
ああ、日本海。
聞いただけでもはや演歌の世界ですよ。
年の瀬も迫ってくると仕事が忙しいのにソワソワしてくる。
そうさ、なんといってもこの季節はカニが旨い!


目指すは越前。
でも、カニが捕れる漁港に行ったところで越前ガニはやっぱり高級品。
サイズが立派なものになれば1万以上は当たり前で、わずかなサイズの大きさで1000円単位で値段があがってく品物です。

でもね、
それは越前カニのオスのはなし。

年末まではそんな越前ガニのメス、セイコガニと呼ばれるカニがいただけます。
サイズは小さくて身の味はオスのようにはいかないのですが、なんといっても卵を抱えています。
身もオスのような力強い味わいはないですが、優しくしっかりとカニの旨味をいただくことができます。


ことしもそんなセイコガニを使ったセイコ丼をいただきに、はるばる越前海岸までやってきました。

冬の日本海を見ながらの車の運転もまたいとおかし。

冬の日本海、特に平日はその人の少なさがいい。
この寂寥感がいいですね。

さて、今回セイコ丼をいただきに上がったのは
越前町の丸太屋さんというところ。
この沿岸沿いは古典的な港町の食堂といった感じの食べ物屋さんが多い中で、なかなかお洒落な感じ。
店の名前からするとウリは蕎麦なんでしょうが、この時期はカニも扱っています。


おしてお目当てのセイコ丼は
おぉ、なんともお洒落な。
そしてこれぞ季節の味わい。
メスのズワイガニが禁漁になる12月までの限られた期間だけ味わえます。
1月でも冷凍ものなども出回るのですが、やはり旬のものを旬のうちにいただくのがベスト。
日本海を眺めながらカニをいただくってのがまだそそります。



おそらく週末はカニ目当ての観光客がそれなりにくると思います。
沿線のカニ料理を提供する店も予約した方がいいみたいです。
平日にちょっと無理に休みを取っても来たい、と毎年この時期にこのエリアには1回きています。
これが個人的忘年会的年末行事。
ささやかだけど滋味深い時間なのです。


だが、無理に休みを取ったせいか、午後は仕事の対応で電話しっぱなしで温泉に入りに行くこともできなかった・・・。
むー、なんだか満足しきれないぞ。


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