地元でも基本的には1万以上は握りしめて食べに行くものですから。そんな中で、もう少しリーズナブルにでもちょっと贅沢な旬のカニの味を堪能できるもの、それが冒頭の写真のセイコ丼なんです。
セイコ丼は別名では開高丼ともいわれているもので、要するにズワイガニのメスの身やタマゴを敷き詰めたどんぶりですね。
詳しいレポートが月間SPA!の記事にありました。
オリジナルの開高丼は実はすごいボリュームで一人でとても食べられる量でも金額でもないのですが、この時期の越前海岸沿いに点在している食事処では1人前からセイコ丼がいただけます。ただ、小さいメスのズワイガニから身を取り出すのは結構に手間がかかるらしく、お店によっては取り扱っていないもしくは時間が結構かかることがあったりするみたいなので要注意です。
そしてこのセイコガニは1月に入ると禁漁で取れなくなってしまうので、11月~12月のみの限られた期間に味わえるものなんです。とはいえ、最近はすっかり有名になっているということもあって、各食事処では1月以降も冷凍ものを用いて出しているみたいですけどね。
今回訪れたのは越前町の「出みせ」という食事屋さん。
写真の通りまさに海に出っぱていこうとせんばっかりのロケーションのお店。冬の日本海の荒波がすぐそこで、まさに映画の冒頭のシーン(東映とかのあれですね)を彷彿させるものです。そんな波の姿をぼーっと眺めているだけでも癒されます。なんなんでしょうね、この感覚。そして波はよく見ているといつも同じではなく、いくつかに一度何かの拍子に大きな波がやってくるんですね。それをまだかまだかとみているのもまたいとおかし。
ところが、この「出みせ」という店名、実はここのご主人の名前「出店さん」からきているんです。珍しい苗字ですね。
そんなこんなでお店に入ります。このとき午後も1時過ぎていたこともあってすんなりとカウンターの席に座ることができました。そしてお目当てのセイコ丼。店のボードにも記述がありますね。
ほどなくして今年もセイコ丼とご対面。
ちょっとここのお店のは小ぶりですね。
サイズ的には吉野家の並よりも一回り小さい感じ。
これで3200円!ですから、ズワイガニよりは安いものの絶対的に高級品です。近年価格が高止まりしている鰻丼よりもグラム単価はさらに上に行くのではないでしょうか。
それでもこれはやはりうまい!
一人で訪れているからということもありますが、ひたすら黙々と一気に食べてしまいました。カニの身の味とカニ子の触感などが混ぜあってたまらないですね。こんなの岐阜県にはないなぁ。
そして一緒についてくる岩ノリの味噌汁がこれまたいいっ!
ちょと高いのですが、なかなか満足。もう少し量があるとさらにいいのですが。この店は今回初めて入ったお店なのですが、前提的には何となく年々セイコ丼も値段が上がっているもしくは量が減っているうな気がします。
そして一緒についてくる岩ノリの味噌汁がこれまたいいっ!
ちょと高いのですが、なかなか満足。もう少し量があるとさらにいいのですが。この店は今回初めて入ったお店なのですが、前提的には何となく年々セイコ丼も値段が上がっているもしくは量が減っているうな気がします。
ちなみに、ズワイガニのコースをいただく場合はあらかじめ予約しておいた方がいいです。この時期はどの店も越前ガニのコースは基本的には予約対応になります。そうでないと、入れたとしても結構待たされたりしますよ。

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